旅行先で引きこもってもいいじゃないか 1 ~松本本箱に泊まってみて~
昨日の話。
私は有給消化をしており妻は妊娠しており仕事をしていない。
妊娠も初期の段階であまり遠出はできないので旅行もいけない。
部屋の掃除をしたり、ゲームをしたり、食っては寝てを繰り返していた。
そう、最近の私たちは時間を持て余していた。
これはいけないと妊娠初期の人でも無理のかからない程度に旅行をしようという話になった。
しかし旅行というものはエネルギーがいるものだ。
観光地を回るでもショッピングをするでも体力がいる。
テーマパークなんてもってのほかだ。
激しいアトラクションは妊婦に負担がかかる。
今まで私たちはそういった歩き回る旅行しかしてこなかったため旅行先を決めかねていた。
どうしたものかと考えていた時にふと一つの疑問が浮かんだ。
そもそも外に歩き回る必要があるのか?
最近のホテルは単純に寝泊りするだけではもったいないくらい居心地がいいところがたくさんある。
毎回宿泊先に泊まるときにインドア派の私は「あ~ここで一日過ごしたい」と思うのである。
じゃあ思い切って今回は観光地を巡るでもテーマパークに行くでもなく旅館を思いっきり堪能しようじゃないか!
ということで「一日過ごせる旅館」でホテルを調べたのだ。(妻が)
そこで見つかったのが昨日宿泊したのが松本十帖のホテルの一つブックホテル 松本本箱である。
館内には宿泊者が閉店後も自由に利用できるブックストアを併設しており一日中読書に没頭できる引きこもるにはもってこいのホテルなのである。
ここだと思いここに宿泊してみる事にした。
旅館についてからはもうほんとに本だけ読んだ。
待合場所でも近くのカフェでも旅館の中でも部屋の中でも
ひたすら本に活字に没頭した。
普段読まないような本とも出合えた。
エッセイ
デザイン本
絵本
マネジメント本
特に気になったのが現代アート投資の教科書という本
ちょうど富裕層ってでっかい絵とか家に飾ってるけど実はあれ投資なんじゃね?と思っていた自分にはまさにドンピシャな本だった。
気づけば夫婦そろって深夜0時くらいまで本を読んでいた。(館内は結構遅い時間まで解放している)
今までの人生の中で一日でこんなに本を読んだことがあっただろうか。
そしてこれからもたくさん本を読みたいと本への愛が深まったそんな一日でした。
後半へ続く