気づいたら
今日は母校の大学まで書類を取りに行った。
会社に提出を求められた書類だ。
web上でも申請はできたのだがなんだかめんどくさいしそこまで遠くはないので大学に赴くことにした。
昔は大学まで電車で2時間くらいかけて通っていたのだが今では大学のすぐそばに住んでいるのでなんだか不思議な感じがした。
お昼には大学に着いて近くの駐車場に車を止めて大学のキャンパス内を歩いた。
通いなれた道を歩くと当時の記憶がよみがえる。
自分は当時金なし能無し彼女なしのしょうもない学生だった。
大学もレポートがほんとにいやでいやで早く社会人になってお金を稼ぎたいと思っていた。
しかし社会人になった今、あれは青春だったなと思うし、できればあの頃に戻りたいと思う場面が多くなった。
いやなことがあった、恥ずかしいこともあった、けれどもいい思い出だったと懐古していた。
そうして実際に大学に戻ってくるとノスタルジックな気持ちになるのかなと思っていたが実際には早く社会人になりたいという当時の気持ちの方が鮮明によみがえってきた。
近くのラーメン屋さん、レポートの提出ボックス、自分が授業を受けていた教室。
何気ない景色が当時の自分の心情を鮮明に思い出させた。
いろんなことをあきらめて生きてきたつもりだったが忘れていただけで大学の頃になりたい自分にはしっかり慣れているんだなと思った。
なんだか新しい職場でもがんばれそうなそんな今日でした。
それでは また明日