Oko diary

雑記ブログです。日々思ったことを書いてます。音楽、映画、読書なんでも好きです。

ペルソナ

本性を隠した人のイラスト(男性)

 

ユング心理学においてペルソナとは周囲に見せる自分の姿を言う。

人は環境によって無意識のうちにペルソナを使い分けている。

会社での私、家での私、見知らぬ人と話す私。

それぞれ仮面を付け替えるようにペルソナを無意識に変えているのである。

それは就職や転職の時も同じ。

自分のキャリアをよく見せようと仮初の自分を演じる。

誰でも経験があることである。

 

私の演技はきっと高校に入る頃から始まっていたのだろう。

私は高校の段階で職種、業種を絞っていた。

自分にはその業種の適正があるのだと根拠のない自信があったからである。

そうして早い段階で作り上げた固まってもいない粘土細工の仮面をかぶって

高校、大学を過ごし社会に出た。

若いころというのは鈍感で自分はこの業界にずっといるのだろうと信じて疑わなかった。

早くに気づいていつでも軌道修正できるチャンスはあったのに、だ。

しかし仮面は年を重ねるほどに体に合わなくなってくる。

ふと仮面を外してみるとあまりに不格好な仮面で私は恥ずかしくなる。

なんでこんなしょうもない仮面をかぶっているのだろう、と。

 

転職活動をしている今、

こんな不格好な仮面でもかぶって求人を探せば求める企業は何社もいる。

しかしその企業は私がほんとに行きたい企業なのか?

 

それは中学時代の私が行きたい企業であって29歳の自分が行きたい企業はちがうのではないか?

 

ああ、中学の私

ほんとに愚かな私

お前はなんてもんを作ったんだ。

悶々と考える そんな夜

 

なんだかネガティブなこと書いちゃった。

兎にも角にもじぶんが納得できる企業を選ぼう。

あとなるべく妻の実家に近いところに住もう。

明日はきっといいことあるさ

それでは また明日