黙示録
このブログでは度々書いているのだが私は休職をしたことがある。
理由はうつ病だ。
病院の先生には重度の落ち込みだなんていわれたりしたのだが今思うとあれは普通にうつ病だったなと思う。
そんな私だが今ではすっかりうつの症状はなくなった。
仕事も順調で結婚もし、プライベートも充実している。
はたから見れば”寛解した”といえる。
しかし、実際にうつになった人ならわかると思うがこの病気に寛解という文字はない。
同じようなシチュエーションになったりストレスにさらされればまた発症してしまう。
時には落ち込みすぎる時もあるし、前の部署の人とはまだうまくしゃべれなかったりする。
どこかの誰かは不治の病は空腹なんて言ったりしたがうつ病も同じようなことが言える。
いうなれば付き合わなければいけない人は一生付き合わなければならないのだ。
そんな私がもし昔の私に言える事はというとうつ病が劇的に治るなんてことはないということ。
うつ病というのは時間をかけて自分と向き合い自分なりの歩き方を模索してそのうえで社会と折り合いをつけるものだと私は思う。
そうやってあの頃の自分から今の自分になった過程をエッセイのような形で残してみたい。
なんだかそんなことを思う夜でした。
それでは また明日。