ほっこり 唐揚げ弁当
今日の晩御飯は妻の意向で唐揚げ弁当にすることにした。
定時に仕事が終わりお店にテイクアウトの予約をすることにした・
いつもテイクアウトはここと決めているところがあり今日もそこで注文することにした。帰りの通る道なので向かうのも不便ないだろうと思った。
お店に電話するとおばさまがでた。
40代くらいだろうか。
はきはきとした元気な方だった。
おばさまは私に名前と電話番号、注文内容と最後にお店の到着時間を聞いた。
私はおおよそ6時30分くらいにはお店に着くと伝え電話を切った。
到着時間は多く見積もったのでよほど間に合うだろうと思っていた。
時間が余ったなら少し駐車場で待っていようと思っていた。
しかし帰りは思いのほか込み合っており、呑気に車内で歌っていた私もだんだんと間に合うか不安になってきた。
結局伝えた時間の10分前にどうしても間に合わないと思い再度お店に電話することにした。
「すいません ちょっと道が混んでまして時間に間に合いそうにないです」
私は少しかすれた声で伝えた。
電話には先ほどのおばさまがでて「あ~全然大丈夫ですよ~気を付けてきてください!」とこれまた元気に私に言ったのだった。
何時に来るかも聞かれなかったので別に伝えなくてもよかったのかなとおもった。
お店が込み合う時間に無駄な電話をして申し訳ないなと思った。
結局お店にはそれから30分後についた。
お店に着くや否や店員さんに
○○さんですよねと声をかけられた。
眼鏡をかけたスラっとした40代くらいのおばさまだった。
おそらく電話にでた人だろう。
「お待ちしてました!先ほどはご丁寧に遅れる連絡を頂きありがとうございました!」
と元気にはきはきと私に言った。
連絡をするだけでそんなに感謝をされることがなかったので私は面食らった。
「こちらこそすいませんお待たせしました!」と言いながらレジに向かった。
「そこの道すぐ混みますもんね~」と言いながらおばさまは私にお弁当を私に差し出した。
会計を済ませ外に出ると
なんだかほっこりした気持ちになった。
仕事では自分の立場や身を守るために報連相をしてきたのだが、こうやってコミュニケーションにつながることもあるんだなと思いがけないところで 報連相の大切さを学んだ今日でした。
それでは また明日