増えるわかめ 減るsan値
家に帰ってきたときのこと
私より早く帰ってきた妻が晩御飯の準備をしていた。
今日は麻婆豆腐だ。
せわしなく準備をする妻。
私も準備の手伝いをする。
私がキッチンに行くと妻は前菜を作っていた。
もやしをゆでてキュウリを細く切りポン酢をかけて食べるそう。
しかしそれだけでは物足りないのでわかめも入れる事にした。
私はボールに水を入れて乾燥わかめをその中に入れた。
ヨシ、これでいい。
こたつの上にボールをおいて私は麻婆豆腐の調理に取り掛かる。
ひき肉を炒めてクックドゥーを入れるタイミングで妻の悲鳴が聞こえた。
妻の方を見ると唖然とする妻とボールに入った丸い緑色の物体があった。
わかめだ
わかめが水を吸いきってボールいっぱいになっているではないか。
私:え、わかめってこんなに増えるの?
妻:え、どんだけ入れ、わ!袋半分使ったの!?
はい、いっぱい食べた方が健康にいいと思ったので。
妻:これどうするの?腐るよ?
いやもう食べるしかない。
私は半分を先ほどのサラダに入れもう半分をわかめスープに変身させた。
しかしわかめ。あれだけ水を吸ったのにも関わらずまだ増える。
あっという間にわかめで鍋がいっぱいに満たされた。
食卓に今日の献立を並べる。
心なしかいつもより緑だ。
食べたときの記憶はわかめしか覚えていない。
わかめスープはもはやわかめを食べているのかスープを飲んでいるのかわからなかった。
わかめって致死量とかあるのかなとおびえる妻。
残していいよと優しく諭す私。
わかめってめちゃくちゃ増えるんだなと思った今日でした。
明日の朝食はわかめサラダとわかめスープ
それでは また明日