エンタメのコンパクト化と 多品種大量生産
なんてタイトルを偉そうにつけたが私はエンタメの専門家ではない。
これから書くことは完全に個人の感想なので悪しからず。
Twitterに自作漫画を投稿する文化ができたのはいつ頃だろう?
私はカエルDXさんの漫画日記に最近ハマっている。
彼がレポートという形で書く体験漫画がどれも面白く
毎日読んでいる。
最近と言ったらずいぶん時代に遅れたようにも思えるが
Twitter上で漫画を投稿する人が本当に増えた。
本来漫画雑誌や単行本で読むことが当たり前だった私の時代に比べると
漫画の形はとてもコンパクトになったと感じる。
当時はたくさんの種類の漫画を読む機会はまれだったのだが
今ではTwitterを開けばあふれるほど出てくる。
そしてどれもコンパクトで面白いものばかりである。
最近では1つの絵でストーリーを見せる漫画家、イラストレーターの方もたくさんいる。
このような傾向は漫画に限った話ではない。
音楽も近年ギターソロがなくなり、2サビが消え、基本的にサビから始まる曲が主流になってきた。
CDやMDではなくSpotifyやAmazon musicで手軽にたくさんの曲が聴ける。
動画も面白フラッシュ倉庫やニコニコ動画のような長い動画ではなくTikTokのようなショート動画が流行っている。
このようにエンタメがどんどんコンパクトにそして流行り廃りが加速しているようにも見える。
私はエンタメで生計を立てやすくなった半面大当たりを狙うには難しくもなっていると感じる。
決して”良い品”が評価されるのではなく”手軽で面白いもの”がそれなりに好まれるようになってしまった。
そういった意味ではクリエイターは瞬発的な能力ではなく長距離を長く走れる(続ける)力が必要になるのではないかと私は最近思う。
一発大当たりをあてるよりコンスタントに面白いものを適度なペースで当てるほうが今の時代に合っているのかもしれない。
それではまた明日