運転席での奇妙な冒険
今日は金縛りにあった。
私は普段、早めに会社に行き車の中で仮眠をしている。
タイマーを始業時間の10分前にセットして旅行用の首に巻くタイプの枕を付け、ブランケットを足にかけて寝る。
今日は寝ているときにタイマーを付けたか気になってしまった。
携帯を確認するために起きようとするのだが瞼が開かない。
うう、なんだ目がしっかり開かないぞ?
どうにかこうにか薄く瞼を開くことができたが携帯が見えない。
薄く開いた瞼から見える位置に携帯を持っていこうとしたが一行に見える気配がない。
自分でも手を動かしているつもりだったのだが実際は体はピクリとも動いていなかったのである。
携帯を持ち上げているつもりなのに見えないことによってはじめて自分は金縛りにあっていると気づいた。
面白い。
久しぶりに金縛りにかかったがなんだかスタンド攻撃を受けているみたいで楽しかった。
なんとも奇妙な体験に朝から得した気分でした。
あと今日面白かったことと言ったら温泉の帰りに駐車場でバイクを乗り回していた若い子に「クソガキが!」と吐き捨てていたことくらい。
そんな感じ
それでは また明日。