数的不利なお弁当
今日のお昼は私にしては珍しくお弁当を食べた。
出先であまり時間がないということもあり
売店で売っている500円くらいの安い奴を買った。
私はお米が大好きだ。
母から「ごはんはおかずと一緒に食べなさい」という教育を受けていたので、
基本的にごはんがないとおかずが食べられない体になってしまった。
焼肉の時もごはん
揚げ物にもごはん
ラーメンにもごはん
酒のつまみとビールとごはん
ファミチキにもごはん
牛丼は自宅に帰って追いご飯
逆に言うと少ないおかずで茶碗1杯平らげれる。
ごはんとおかずの比率が9:1でも私は戦える。
なので私は市販の弁当を買うことがめったにない。
最近コンビニ弁当は不景気の影響もあってかさらに少なくなっているのではないか?
市販の弁当のごはんとおかずの比率は約6:4。
6:4ならまだいい。深刻な時は4:6の時だ。
読者の皆さんはどれくらい深刻かわからないだろう。
サッカーで例えると
我々ごはん側のチームのゴールキーパーがレッドカードで退場し10対11と
数的不利な状況になるくらい深刻である。
誰が代わりにゴールキーパーをするのか?
誰が二人分敵をマークするのか?今後の戦術、
チームのフォーメーションに大きくかかわってくる。
市販の弁当もそうだ。
主食に対して一口どれぐらいのごはんで臨めばいいのか?
副菜は一口で食べれるのか?
主食の下に敷いてあるパスタは薄口か?
そもそも我々陣営に残されたごはんは?
監督の私は市販弁当に挑む時
頭をフル回転させなければならない。
もしも私が考えた戦術に不備があれば
おかずが残りごはんなしで食べることになる。
そんなお昼はいやだ!
ここは都市郊外、某スタジアム近辺
プラスチック容器の上で行われる試合を、
私は頭をフル回転させながら黙々と食すのであった。
それでは また明日。