Oko diary

雑記ブログです。日々思ったことを書いてます。音楽、映画、読書なんでも好きです。

夏の忘れ物を食べる

我が家のプチルールとして早く帰ってきた方が晩御飯を作るようにしている。

基本的に私の方が帰ってくるのが早いので私が作る頻度が多いのだが、

何分やる気の出ない日は家に着いた瞬間肉ベルトを脱ぎ捨て

ソファーにダイブする。TwitterInstagramyoutubeを一通り見た後、

ニンテンドーswitchをつけて今流行りのAPEXをやる。

APEXはもはやパチンコと同じだと私は思う。

負ければイライラするし

配偶者との喧嘩の元だし

勝ったときにあふれる脳汁はもうたまらん!

あれは現代のデジタルドラッグである。

そんな”しゃぶ漬け”の私を見た妻はもちろん怒る。

そりゃそうだ。皿も洗っていなければ、ご飯も炊いていない

挙句疲れて帰ってきた部屋には半裸の男がゲームをしている。

この男が一家の大黒柱なのだから本当に目も当てられない。

私だってそんな配偶者いやだ。本当に申し訳ない。

 

しかし今日は帰ってきてからすぐに皿洗いから始めた。

いつもと事情が違う。

どうしても食べたいものがあったのでゲームをしている場合ではなかった。

私は冷蔵庫からゴーヤと卵、豚肉を取り出した。

読者の方はこの食材で何を作るか察するだろう。

そう、ゴーヤチャンプルである。

cookpad.com

 

今年の夏はゴーヤチャンプルを食べていない。

実家にいたときは夏には決まって食べていたので

久しぶりに食べたくなったのだ。

私はゴーヤチャンプルが好きだ。

シナシナのゴーヤをしょっぱいたれと卵でコーティングされた豚肉で包んで食べる。

醤油だしのしょっぱさとゴーヤの苦み、豚の風味がもうたまらん!

もう一度味わいたい。

そう思い事前にゴーヤをスーパーで買っていたのだが私の料理の師匠

クックパッド先生曰く木綿豆腐がいるらしい。

うちの母が作るゴーヤチャンプルには木綿豆腐が入っていなかったので、

あまりなじみがなかったが。

なるほど確かに木綿豆腐を入れてみてもいいかも。

玄米ごはんを炊いている間に近くのスーパーに買いに行った。

いざ自分で作ってみると発見がある。

ゴーヤは苦みを抑えるために塩水に10分つけるだとか、

豆腐はキッチンペーパーで包んで1分レンジで温めて余分な水分を

飛ばして焦げ目がつくまで事前にフライパンで炒めるだとか。

何気なく食卓に並んでいた料理も手間暇かかっていたんだなと

しみじみ思う。

母はよく私の好きな料理を作ってくれた。

エビフライ

豚の角煮

カレー

筑前

唐揚げ

どれも自分で作ってみると手間と時間がかかる料理である。

それ以外に副菜やみそ汁も作ってくれたのだから頭が上がらない。

実家を出ると母の偉大さを感じる。

 

できたゴーヤチャンプルはとてもおいしかった。

実家で食べるのとはまた違ったおいしさがある。大満足である。

妻もおいしそうに食べてくれるから料理のし甲斐がある。

なんでも妻の実家では豚肉を入れないそうで、ゴーヤの苦みが苦手だったのだが

これなら食べれそうとのこと。

 

結構作りすぎたので余りは冷蔵庫に入れておいた。

少し前は涼しかったのにまだ残暑が残っている。

明日すべて平らげよう

 

 

それでは また明日。